第44回衆議院議員総選挙が終わった。あれよあれよという間に、小泉自民党の圧勝で終わってしまった。有権者に冷静に判断する時間もないまま、小泉戦略の思惑どうりで進んでしまった感じである。
小泉総裁は、選挙戦の演説で、「郵政民営化こそ行政・財政改革の本丸であり、公務員を減らして小さな政府を造る」と言っていたが、全くおかしな感じであった。
なぜなら、郵便局は公社化されて以来給与は、国の税金ではなく公社の売り上げで賄われているのである。国税は投入されていない、自主運営をしているはず。また4年経ったら見直しをするとして公社化されてまだ2年しか経っていないのです。解散までして国民に真を問うと言うのなら、何故2年前に直接民営化しなかったのか理解できません。
本当の改革は、省庁改革・地方分権改革を中心とした行政の構造改革であり、財政改革であると思います。
十数年前羽田代議士が苦労をして取りまとめた、第8次選挙制度調査会を経て、ようやく進んだ政治改革、すなわち今の小選挙区比例代表制です。この時政治改革と行政改革は実はセットであったはずであります。
小選挙区比例代表制にして、政権交代可能な2大政党化をして、政権交代がやりやすくなるという政治改革と、人や財源・権限は地方に譲って、道路や橋や学校・病院・福祉施設などを造るのは地方に任せるという行政改革、この2つの改革が合わさって、日本は更に進化することができるのです。
本当の地方分権が進めば、政府は小さくなり公務員を減らすことができるし、膨大な財政赤字を解消しなければならない財政改革の原動力になるのです。そして国会議員は思う存分本来の議員の仕事である、外交・防衛・基本的教育・日本の国土軸のあり方・基本交通網・経済のあり方等々、そして将来の日本の進むべき方向はどうあるべきかというようなことに専念できるのです。
これが本当にやらなければならない改革だと思います。
ところが小泉首相は、それらをオブラートに包み込んで、手っ取り早く実績になる、しかもすでに始まっている郵政民営化を強引に進めているのです。
公社化されて2年しか経っておらず、その検証も総括もできないうちに、解散して民意を問うと言うのでは、子供じみているとしか言いようがありません。本来やるべき重要事項は、雇用・景気対策、年金改革、財政改革、地方分権改革・・・他にあるのです。
地方分権がきちんとなされれば、21世紀に一番大事な「地域づくり」が進みます。地域、地域が特色のある活力に満ちた魅力ある地域として維持発展できれば、国土の均衡ある発展を目差すことができます。そしてお年よりは安心して自分の地域で生活することができるでしょう。若者はそんな地域の将来に、夢や希望を持つことができでしょう。その時自分たちの故郷に誇りを持つことができるのだと思います。
本来総選挙は、小泉政権の総括の上に立った、政権続投か?、政権交代か?、という選択を有権者にしてもらうためにあるのだと思います。
合計特殊出生率(女性が一生に生む子供の数)2003年、長野県は1.44(前年比0.03減)全国平均は1.29で、長野県は全国13番目。死亡数が出生数を上回り、自然増加が初めてマイナスになったそうだ。現状のままの推移でいけば、100年後には、日本の人口は今の半分(6,500万人)になってしまうそうだ。やもすれば、目先のことばかりにとらわれがちな毎日だが、考えてみれば、大変なことだ。2025年ごろには、日本の労働人口(15歳以上65歳未満)は、1,400万人減少するという。将来はまちがいなく労働力不足になる。
明治の初め頃は日本の人口は、4.000万人ぐらいだと聞いた。以来日本は130年かけて人口は3倍に成長してきた。経済も世界第2位まで発展できた。しかし、もう右肩上がりの成長は望めないことは明らかである。すでに現在でも、人口減や高齢社会の加速により、制度改革が求められている。
出生率を上げるための施策がほんとうに重要である。子供を産み、育てることに意欲の出るような社会をつくることが重要である。
21世紀は、ほんとうの意味で個人を大切に出来る地域社会を、つくって行くことが重要であると思う。つまりこれからは、地域づくり、人づくりが大切である。そにためにも、効率の良い行政組織をつくり、子育て支援や、高齢者支援をはじめ、安心して生活出来るための社会資本整備等、地域づくりや、人づくりにより多くの予算を使えるような仕組みをつくって行くことが、重要であると思う。
ふれあいサロン立科=男女共同参画社会づくり でお話をしてきました。
大変有意義な時間でした。はじめに、長野県における、男女共同参画社会づくり条例や男女共同参画社会推進計画などについて、現状やその取り組みについて話をした後、「共に生きる」
と題して、私なりの考えをお話しました。
共 に 生 き る 男女共同参画社会づくり
寺 島 義 幸
真の男女共同参画社会づくりとは?―お互いの個人を大切にすることである
―真の民主主義を確立する
―自立・共生
真の民主主義とは?---------------------自由―責任
平等―個性の認め合い
博愛―厳罰
21世紀の時代とは?---------------人権と環境の時代である
------------- 利己主義ではない、真の個人主義の確立の時代
真の個人主義とは?----------------お互い様を大切にすること
----------------相手を思いやる・相手の立場を考える・相手を尊重する
<時代の流れ>
封 建 時 代(封建社会)-----明 治 維 新・近 代 国 家 建設(強力な中央
集権国家建設・法治国家・近代文明の追及)-----昭和20年まで--------民 主主 義
国 家 建設(先進国に追いつけ追い越せ)----------高 度 経 済 成 長(税金潤
沢)------バ ブ ル 経 済 崩壊(税金減少)-------失 わ れ た 10年(税金不
足)------デ フ レ 不況(社会不安)-------将 来 不 安
封建時代=豊臣家とか、徳川家とか、とにかく「家」の繁栄のための時代
明治維新―昭和20年まで=とにかく「国家」の繁栄のための時代
昭和20年―高度経済成長期=とにかく「会社」「団体」の繁栄のための時代
<これからどうあるべきか>
「官 主 導から 民 主 導」 「中 央 集 権から 地 方 分 権へ」
「文 明 追 求(物の豊かさ)から 文 化 創 新(心の豊かさ)へ」
「行 政 帰 属 社会から 地 域 主 導 社会へ」 地域や住民主役の社会づくり(お互いの個人を大切にする地域社会づくり) 即ち---------男 女 共 同 参 画 社 会 づ く り
そして------真の民主主義、真の個人主義を確立してゆく時代
私たちは生きているのではなく、そのほとんどが生かされているのである。
「ひと」は家族や周りの人や自然の恵みや社会によって生かされているのである。
「ひとり」「ひとり」はお互い様である。だから、私たちにとって、家族や周りの人
や自然の恵みは、かけがえのない大切なものである。
そして、男性は女性を、女性は男性を、お互いの個性を尊重し、ほんとうの民主主義
の確立、ほんとうの個人主義確立の時代、それが21世紀という時代であるべきだ。