地域づくり、人づくり [August 2004.08.31]

 合計特殊出生率(女性が一生に生む子供の数)2003年、長野県は1.44(前年比0.03減)全国平均は1.29で、長野県は全国13番目。死亡数が出生数を上回り、自然増加が初めてマイナスになったそうだ。現状のままの推移でいけば、100年後には、日本の人口は今の半分(6,500万人)になってしまうそうだ。やもすれば、目先のことばかりにとらわれがちな毎日だが、考えてみれば、大変なことだ。2025年ごろには、日本の労働人口(15歳以上65歳未満)は、1,400万人減少するという。将来はまちがいなく労働力不足になる。

 明治の初め頃は日本の人口は、4.000万人ぐらいだと聞いた。以来日本は130年かけて人口は3倍に成長してきた。経済も世界第2位まで発展できた。しかし、もう右肩上がりの成長は望めないことは明らかである。すでに現在でも、人口減や高齢社会の加速により、制度改革が求められている。

 出生率を上げるための施策がほんとうに重要である。子供を産み、育てることに意欲の出るような社会をつくることが重要である。

 21世紀は、ほんとうの意味で個人を大切に出来る地域社会を、つくって行くことが重要であると思う。つまりこれからは、地域づくり、人づくりが大切である。そにためにも、効率の良い行政組織をつくり、子育て支援や、高齢者支援をはじめ、安心して生活出来るための社会資本整備等、地域づくりや、人づくりにより多くの予算を使えるような仕組みをつくって行くことが、重要であると思う。

間伐状況調査 [August 2004.08.24]

8月23日 緑新会県議団 間伐状況現地調査

県林業振興課の案内で、牟礼村霊仙寺団地等、間伐事業の状況を視察した。間伐をしても赤字がでるだけだ、といわれている中、少しばかりだが収入につながる、収入間伐の状況を視察したわけである。収入間伐とは、間伐材を売って収入を得ることである。他に間伐した材を現場にそのままにしておく、切り捨て間伐というのもある。ここでは、収入を得るために、高性能林業機械による列状間伐という方法が行われている。植林されている列の3列目を列ごと間伐をする。こうすることにより効率が上がり、何とか収入間伐として成り立っている。もちろん国や県の補助金がないと不可能であるが、ここはそうした収入間伐事業として、モデルともいえる。

さらに、北信木材流通加工センターを視察した。素材生産・流通・木材加工の拠点として、一貫した取組みで頑張っている施設である。なかなか森林整備や県産材利用が進まない中、このような積極的な取組みが重要である。

日本頑張れ! [August 2004.08.17]

15歳の福原愛ちゃんをはじめ、柔道、水泳などアテネオリンピック・日本アスリートは、連日頑張っている。28年ぶりに世界王者を奪回した体操男子団体戦。かつて5連覇を成し遂げた日本にとって、28年は長い年月であっただろう。それにしても、金メダルを奪取した、若者たちのさわやかな笑顔は、長引く景気低迷と混沌とした県政の状況の気重さを、吹き飛ばしてくれる感動ものであった。そして日本の若者に多くの希望を与えてくれることだろう。大丈夫日本頑張れ!

成人式 [August 2004.08.16]

 立科町では、例年8月15日に成人式が行われている。成人式の式典では、町長や選挙管理委員長や来賓の挨拶があるが、新成人の若者は、静かに話を聞いているし、正午には、終戦記念日なので、黙祷もきちんとする。良くニュースに出るような、荒れた成人式とは全く無縁であり、とても気持ちがいいし、そんな若者を誇りに思う。

 私は新成人の人たちに、「どんなことでも良いから、将来に夢と希望をもって、志を立てて大きく羽ばたいて欲しい」と話をした。
 
 なぜかと言うと、数年前、日本青少年研究会という所が、アメリカ、中国、韓国、日本の中学生、高校生に、「21世紀の夢結び」というアンケートを取った。
 
 そうしたところが例えば、
(1)今後更なる科学の進歩により、人類はより幸福になると思うか?との問いにそう思うと答えたのは、アメリカ68.3%、中国84.3%、韓国55,6%、日本36.1%だった。

(2)21世紀は今より豊かになると思うか?との問いにそう思うと答えた若者は、アメリカ77.9%、中国84.8%韓国64・5%、日本29.2%だった。

(3)人類にとって21世紀は希望ある世の中になると思うか?との問いにYESと答えたのは、アメリカ63.5%、中国89.0%、韓国63.0%、日本35.3%。

 残念なことに、日本の将来に夢を持っている若者は、30%位であった。アメリカや中国、韓国と比べ、大きな違いである。なぜだろう・・・・・・

 何かの本で読んだが、夢を持てないということは、日本の明日を若者は信じていないということだそうだ。だとすれば、若者たちは、大人社会を信じていないとも言えるのではないか。せめて、身近な若者には、将来に夢や希望を大きく持って欲しいと、期待を込めて挨拶をした。
 そして、若者たちに大人社会を信じてもらえるような、社会をしっかり築くことが私たち大人の責任であると痛感させられた。
 県が市町村や県民と信頼関係を築けないような県政では、益々若者からも見放されてゆくような気がする。自分の非力さを恥じるばかりである。

長寿社会 [August 2004.08.06]

夏は暑くて大変だけれど、その代わり夏になると普段会えないような方にお会いできるのが嬉しい。今日は一年ぶりに有賀先生にお会いできた。有賀先生は、長野県の出身で社会学を専門とする医者で、日本でも有名な先生である。蓼科高原(立科町女神湖周辺)に別荘があり、夏になるといつも別荘にこられている。年に一度ぐらいしかお会いしないけれど、いろんなお話を聞くことが出来るのが嬉しい。「長野県は世界一の長寿県だからいいですね」、というような話をしていたら、有賀先生が、「そうとも言えない、最近国連では、IMPという標を良く使う」とおっしゃられた。IMPとは50才以上の人の死亡割合、なのだそうだ。それによると日本は、92%ぐらいで世界一でもないのだそうだ。単に長寿ということで喜んで入られない。大変興味深いお話であった

夜観音 [August 2004.08.04]

8月1日 夜観音縁日 
幼い頃、100円程度のお小遣いをもらって、津金寺(立科町山部にある我が菩提寺)の夜観音の縁日に行くのが楽しみだった。わたあめ、キャンディー、金魚すくい、友達とはしゃぎまわることが本当に楽しかった。思えばあれから40年が経とうとしている。長いような気もするが、あっという間だったような気もする。しかし、津金寺の1300年の歴史からすれば、人の一生は正に短い。さらに、ここに1人の人間が存在している事さえ不思議だ。何万年の人類の歴史の中で先祖があってこそ、今の私が生かされている。だからご先祖様に感謝をしなければならない。そしてそうした事に対して、畏敬の念だけは持ち続けていたいものである。
今年も夜観音の御泉水太鼓や花火はすばらしかった。