現地調査 [July 2004.07.30]

28日 議会農政林務委員会 東信現地調査

1 立科町で、JA佐久浅間が事務局になって「資料イネ生産システムの確立」にむけた取り組み状況を視察。 減反田を利用して、畜産農家へ飼料イネを供給し、畜産農家は稲発酵粗飼料として利用する 減反している農家と飼料イネとして利用している畜産農家とが協力して取り組んでいる様子を視察した。今後の一番の課題は、減反に対する補助金が無くなった時、飼料イネ生産システムが成り立つかどうかだ。

2 県水産試験場佐久支場にて、コイヘルペスウイルス病発生による、佐久養殖漁業協同組合の現状について視察。コイヘルペスウイルス病発生以来、販売がほとんど無くなった。どう対策をすればよいか全く分からない状況である。人体には全く影響がないのに風評被害とは本当に恐いものだ。コイヘルペスウイルス病は、国の法律で特定疾病に指定されており、発生した場合、移動制限や焼却処分等の対象となる。この法律を変えないと、生産者はどうすることも出来ない。

3 安全な農産物生産のための残留農薬検査体制の整備について、非破壊残留農薬分析システムを導入しているJA佐久浅間の取組み状況を視察。レタス、ハクサイ専用の分析機器で、赤外線を利用して役10分間でレタス、ハクサイの主要農薬の残留濃度を簡便に判定できるシステムである。

29日
1 上田市北西部、塩尻、秋和地区 地域防災対策総合治山事業調査。人家の背後にある急傾斜山林区域において、落石対策、山腹崩壊対策、土石流対策に合わせ森林の整備を行う事業である。

2 上田市青木地区 田園整備事業調査。地域住民や観光で訪れる人達の憩いの場所として遊歩道、親水空間を整備する。

3 上田市前山 「塩田の館」視察。西塩田地区営農活性化推進組合女性部の取組みを視察。転作田にそばを作付け、塩田の館施設内で手打ちそばを販売したり、おやきを手作りして販売している。信州の鎌倉と言われるように、多くの文化財がある塩田地域にふさわしい「塩田の館」で農村女性が生き生き活動していた。すばらしいことである。

6月議会を顧みて [July 2004.07.20]

7月2日に6月定例議会が終了しました。例年にない暑さが続く中、各種団体の総会や、降雹被害緊急調査等、忙しさの中で日々を過ごしておりますが、顧みると何かすっきりしない議会でした。
それは、議会本会議において、「知事に対し誠意ある県政運営に専念することを求める
決議」をしました。本来このような事は、議会としてしたくはないのですが、そうせざるを得えない状況があったのです。知事は、「好きなまちに住民税を納めたい」として、生活の根拠がない泰阜村に住民票を移したことから、混乱を招く結果となりました。6月24日、長野地方裁判所は、違法と判示したにもかかわらず、知事は27日、泰阜村において期日前投票を強行しました。また、「長野県」調査委員会の委員等との懇親会費用を、知事の後援会から支出するという公職選挙法に触れるおそれのある行為も行われており、県民の模範となるべき立場にある知事の、このような行動に多くの県民は心を痛めております。そしてこれらの県議会での答弁にも誠意が感じられず、きわめて遺憾であります。だから、一部の会派を除き共産党県議団をも含め圧倒的多数で「決議」を可決出来たのです。
 
 また、2月議会において継続審議になっている、「信州ふるさとの森林づくり条例案」を取り下げて、修正を加えた「長野県ふるさとの森林づくり条例案」を一般質問の最終日に異例な状況の中で提案されました。市町村の意見を一部入れて修正したとは言え、17年度導入を検討している超過課税(県民税均等割りに1000円増税、法人に500円増税して、森林づくり施策の一部にその財源を使う)の説明は全くなされなかった。議会としてこれでは説明責任が果しているとは考えられず、私も、緑新会県議団を代表して本会議で追加質問をしましたが、平行線をたどるばかりであり、市町村や関係団体、県民に対し充分な説明がなされていないと判断し、継続審査となりました。

今、長野県も長引く景気低迷と財政難の中にあり、市町村合併やしなの鉄道の公的支援問題、廃棄物対策をはじめとする環境問題、河川改修と流域対策問題、更には教育改革や福祉施策等々課題は山積しております。今こそ、この難局を乗り越え新しい時代を切り開くために、県は市町村や関係地域住民の皆様と、信頼関係を築き共に協力をして立ち向かって行かなければならない大切な時であるはずです。

降雹被害お見舞い [July 2004.07.18]

降雹被害お見舞い申し上げます。
パソコンがご機嫌斜めでして、ご無沙汰です。
7月9日、たまたま軽井沢にいました。なんと言うものすごい雹の嵐でした。地方事務所に状況を聞いた後、知り合いの農家に行きました。レタス、キャベツは大変な被害でした。
翌10日、御代田町塩野、馬瀬口地区、軽井沢町発地地区にお邪魔して農協の方から状況を伺い畑を見ましたが、レタス、キャベツ、ボロッコリーを始め大変な状況だとわかりました。
農家の方々は、ここ数年野菜の収穫高悪かったが、今年はキャベツなどはレタスの値段を越えて1.500円にもなり今年こそはと期待していた矢先の降雹被害。天災だからどうしようもないと肩を落としておられた。心からお見舞いを申し上げます。

7月13日、議会農政林務委員会で、降雹による農作物被害緊急調査
小諸市リンゴ被害、北大井地区野菜被害、御代田町寺沢地区ブロッコリー被害、馬瀬口地区メロン栽培ハウス被害、軽井沢町発地地区野菜被害調査。リンゴは7割が駄目、ブロッコリーは全滅状態、メロンハウスはガラスが割れ、出荷を前にして温度管理は出来なくなり、商品になるか見通しは全くつかない。レタス、キャベツももぼ全滅状態。現段階で約12億円の被害が推定される。1農家あたり300万円から1000万円もの被害と思われる。農協、町、県で力を合わせて、緊急支援策を早急に打ち出さなければならない。