初春を迎えて [January 2010.01.15]


 皆様お元気にて平成22年の初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
米国発の経済危機に対応するため、県政におきましては、昨年1月以降臨時議会を初め5回に渡り補正予算を組み、合計872億円(市町村負担分含む)の事業投資を行ってきました。事業投資の1.39倍の経済波及効果があったとされ、雇用確保や維持に一定の効果があったと考えます。しかし、景気は持ち直しつつあるとはいえデフレや円高など不安要因があり、生産・消費ともに弱含みであり、雇用面でも低い水準に止まっており依然として厳しい状況にあります。
 中小企業融資制度資金の貸付用件の緩和や資金繰りの支援を行い、さらに地域医療再生に関する事業や施設整備の前倒しをするなど一層の経済・雇用対策に取り組まなければなりません。
 国の補正予算の執行停止については、地方の基金事業など概ね予定通り執行されることなり、平成22年度予算編成でも中部横断自動車道をはじめ地域密着の社会資本整備予算等も予算要求枠に入り大きな影響はないと考えています。
 私も昨年の予算議会には、会派の代表質問を行い提言をいたしました。生計の立つ農業や商工業振興を図り、地域の皆さんが安心して生活ができ、安心して働くことのできる地域を創るため、更なる景気・雇用対策をはじめ、医師確保や高度医療の充実、高齢者介護福祉・障害者福祉の向上や、子供たちが社会に立派に巣立つことができる教育政策の充実のため、更なる改革を求めて懸命に働いて参ります。より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます
           


 警察組織の再編決まる

佐久地域にあっては、望月警察署と南佐久警察署を佐久署に統合し、新たに川西庁舎(旧望月署)と南佐久庁舎(旧南佐久署)としてスタートします。
 私は、6月議会・9月議会において地域の要望等を受け、地域の警察力の充実について具体的に質問と提言をしてきました。
 川西庁舎には9名編成の大型警部交番、浅科・望月・立科地区には8ヶ所の駐在所が引き続き配置され、さらに警察署再編原案にはなかった、交通機動隊6名が配置されます。そして、免許証の即日交付が受けられる、東信免許サブセンター(約20人規模)が配置されます。
南佐久庁舎(旧南佐久署)にも9名編成の大型警部交番に加え、南佐久地域の駐在所も従来通り設置され、さらに自動車警ら隊等本部執行隊が配置されます。
これにより実働警察官数は、旧望月署・旧南佐久署の時とほぼ同程度となります。特に夜間のパトロールが強化されます。

9月議会 警察署再編問題 [October 2009.10.17]

長野県警察の組織再編整備計画について

【質問:寺 島】
 警察組織の再編にあたり、県警察本部では、「長野県警察組織のあり方を考える懇話会」の意見書を基本指針として検討がなされ、本年5月12日に「長野県警察の組織再編整備計画(案)が公表され、パブリックコメントを行い、関係地域への住民説明会を開催し、県民の意見や市町村等関係者の要望等を踏まえ、9月11日に修正が加えられた、今回の成案が公表された訳であります。

 5月12日公表の原案から、9月11日公表の修正案との大きな変化は、
①各庁舎に、9人体制(警察官7人)の大型警部交番を設置する 
②川西庁舎(現 望月警察署)に新たに交通機動隊6名を配置する。
などでありました。
 そこで過日、長野県警察のトップである本部長が交代されたこともあり、改めて長野県警察本部長に伺います。

Q1 はじめに、6月議会における私の質問に対し、前警察本部長は、『再編により新たな上田警察署及び佐久警察署は、大規模警察署となり現在の丸子・望月及び南佐久警察署の管内については、再編後は各種警察活動を行うのに現在の数倍の警察官を投入することが可能となり、警察力は強化されることとなる。
また、丸子・望月及び南佐久の各警察署の交番、駐在所はそのままの配置とした上で各分庁舎には、大型交番のほか自動車警ら班や警察本部執行隊を配置して相当数の警察官を置く、こうしたこともパトロールや初動警察活動の強化につながる。以上により丸子・望月及び南佐久の住民の方々には、従来よりも安全・安心を感じていただけると考えている』と答弁された。
 事案が発生したとき、初動活動はパトロール等身近にいる警察官が行うとしても専門事案処理や捜査は、本署から駆けつけなければならないと考える。
今までより時間はかかり地域の警察力は低下するのではないかと懸念するが、どのように対処して地域の警察力の充実をしてゆくか、具体的に伺います?

Q2 次に今回の組織再編計画では、地域部門の機能の強化のため県警察本部に「地域部」の新設をする。「地域部」に自動車警ら隊を置き、警察署の活動を支援するとある。
この県警察本部に新設する「地域部」は、どのような目的でどのような内容の部として活動してゆくのか、具体的に伺います?

【答弁:警察本部長】
 事件事故発生時には、警察官が早期に臨場し、初動捜査、被害拡大防止等の初動警察活動を行うことが重要である。
このたびの再編整備計画では、再編整備の対象となる地域の交番・駐在所を従来どおり配置しつつ、警察署庁舎には、警部交番を配置することとしている。
また、各庁舎には、機動捜査隊、交通機動隊、自動車警ら隊を配置し、東信地域における初動捜査活動や交通指導取締りの活動を強化することとしている。
また、こうした初動警察活動の強化に加え、警察署の大規模化により、夜間・休日の当直体制が強化され、大量の捜査員の投入が可能となるなど、専門捜査部門においても、警察力が十分に確保されると考えている。
なお、再編によって、パトカーによるパトロールが強化されるが、これら再編によるパトロール強化とパトカー等の活動状況を容易に把握できるカーロケータシステムの整備を始めとする通信指令機能の高度化とが相まって、事案発生の際、現場に最も近いパトカー等に現場急行を瞬時に支持することが可能となるなど、これまで以上に事案発生時の対応が充実するものと考えている。

 次に、新たに設置を予定している地域部は、110番に対応する通信指令等の初動警察活動と地域の安全・安心に直結する活動を行う地域警察の充実強化を図ることを目的に設置するものである。
具体的には、① 警察事象の多様化、スピード化が進む中、警察署、交番・駐在所、自動車警ら隊、航空隊等の多様な警察力の連携強化 ② 警察署人員の約4割を占める交番・駐在所等の地域警察官の活動基盤の強化のため、広域にわたるパトロールを行う自動車警ら隊の本部直轄部隊を効果的に運用することとしている。

【質問:寺 島】
Q3 確かに、広域パトロールや初動活動の強化にはなるかもしれない。しかし一方、長野県の警察官の人員には変わりはない。県警察本部の組織が拡大すれば組織は頭でっかちになり、出先の組織は手薄になると思う。
かつて、地域に密着した、地域に親しまれる警察づくりが大切であり、地域に密着した親しまれる警察が、地域住民にとって「安心感」を持っていただくことにつながるといわれて来た。
身近な地域に「警察署がある」ということが住民皆さんに「安心感」を与えてきた。
したがって、今回統合される各警察署のある住民の皆さんからすれば、不安を感じざるを得ないのかもしれない。
 パトロール活動や機動力は充実するかもしれない。しかし、こうした住民の皆さんがいつでも気軽に相談等ができる、「地域に密着した警察」を維持するために組織再編後、どのように対処してゆくのか伺います?

【答弁:警察本部長】
 再編後、各庁舎には警部の階級にある者を所長とする警部交番を設置し、警察官に加え、交番相談員を配置して、地域の方々からの様々な相談に対応することとしている。
また、再編により、駐在所においても、警察署が大規模になることから勤務員の捜査への転用勤務が抑制され、地域住民の要望の把握、防犯指導、パトロール等の地域に密着した警察活動が充実し、地域の方々の身近な不安に、より適切に対応することが可能となると考えている。
 さらに、各庁舎における防犯協会、交通安全協会等の地域の関係団体と、従来どおり連携して犯罪や交通事故防止に取り組んでいくこととしており、緊密な連携が図られるよう配慮していく。
 さらに、再編整備後においても、住民の意見を伺いながら地域に密着した警察活動を進めていく。

【質問:寺 島】
 立科町議会は、5月12日に公表された再編整備計画案では十分な納得ができないとして、県議会に対し、「望月警察署の存続と警察力の充実」を求める請願が提出された。
私も5月12日に公表された再編整備計画案では、いささか疑問であったので、請願の紹介議員になり、6月県議会において8項目の質問を県警察本部に行った。

 その後、立科町町長を先頭に、区長会、部落長会、消防団、交通安全協会、防犯組合等の代表の方々が、警察本部に対し要望活動を行いました。
立科町の警察本部への要望活動や県警察本部との意見交換の過程で、「さらなる地域の警察力の充実」を求める必要があると判断した立科町の小宮山町長は、望月分庁舎(原案では)に「本部執行隊設置を含む、警察力のさらなる充実」を求める請願を提出することになりました。
 私は、6月議会における、私の質問に対する警察本部長の答弁、すなわち  『各分庁舎に配置される人員は、現在の警察署における管理部門を除いた実働警察官数とほぼ同程度になると考えている』という答弁や、小宮山町長を先頭に行われた要望活動での意見交換での経緯などを勘案し、警察本部では、現在の地域の警察力を低下させない方向で検討がなされているであろうと期待できると判断をし、小宮山町長提出の請願の紹介議員になり、「望月分庁舎に本部執行隊設置を含む、地域の警察力の充実」を求める請願の提出を県議会に行い、同時に長野県警察本部長と知事に要望をした。

 そして、9月11日に今回の成案が公表されたわけである。
今回公表された再編整備計画案は、6月議会での私の質問に対する警察本部長の答弁に近いものであり、さらに、立科町町長先頭に行われた要望が大方盛り込まれたものであり、一定の評価ができると思う。
夜間のパトロールの強化や、白樺高原における臨時警備派出所が設置しやすくなることなど地域の皆さんは期待している。一方、地域に親しまれる、地域に密着した警察活動ということについては、駐在所は、午後5時で閉まってしまうなど、若干の課題があるのではないかと指摘しておきたい。

Q4 6月議会において知事に伺ったが、今回公表された警察組織再編整備計画案を実現するためには、必要最小限とはいえ知事部局の予算措置が必要になると思う。ですから、県警本部では予算措置の必要な再編整備計画においては、明確な表現ができずにいるのではないかと考える。
そこでくどいようで恐縮ですが、今回の警察組織の再編計画案に対する、知事の所見と決意を伺います。

【答弁:村井知事】
 先の6月定例会におきまして寺島議員の質問にも答えたが、今回の警察組織の再編は、将来を見据え限られた人員や体制を最大限に活用して、社会情勢や治安情勢に的確に対応した警察力の維持・強化を図っていくために、必要な見直しであると認識している。
また、警察活動の遂行には、地域住民との協力や連携が不可欠であり、再編計画案の策定に当たっても、パブリックコメントや住民説明会などを通じ、広く御意見や御要望を聞きながら検討を進めてきたものである。
こうした見直しであるから、見直しにかかる経費については、見直しの趣旨に沿って必要性や内容を十分吟味はするが、組織再編整備が円滑に実施されるよう、適時適切に措置していくことを約束する。

【寺 島】
 先日、佐久市内の親しい友人が経営する店で、強盗・傷害事件が発生した。オオナー夫人の通報後数分のうちに警察官十数人が駆けつけ、店の従業員の協力もあり、無事解決をしたと聞いた。
この時友人は、「今の警察はすごいね」と感心していた。
地域に住む人々が「安全」で「安心」して生活できるためには、機動力ある「強い警察」と地域に密着した「やさしい警察」とが両立できる警察組織が大切だと考える。
県民に信頼される、長野県警察組織となることを切望する。

経済対策と警察署再編問題 [July 2009.07.02]

6月県議会 寺 島 一般質問 要 旨
1 長野県新経済対策について
Q1 今回の補正予算案はプロジェクトチームを立ち上げて若手の職員の発想を採り入れた事業を予算案に盛り込んだようだが、どこにその特色があるのか。
また、選択と集中という観点から、どこに重点を置いたのか?
【答弁:知 事】
6月補正予算案は「くらし・地域力向上プロジェクト」と銘打った、長野県の新たな経済対策を実行するための予算の第1弾と位置付けられるものであり、「環境」「産業・雇用」「健康・子育て」「安全・安心」を4本の柱としている。
中堅職員によるプロジェクトチームでの検討や全職員からアイディアを募集するなど柔軟な発想の下で対策を組み立てて、「県内経済の下支えと総需要の拡大」「雇用の維持・確保」といった即効性のある事業はもとより、中期総合計画で描いた長野県の将来を見据えて、「環境」や「健康」など、中・長期的観点から今後重点的に実施していく事業も盛り込んでいる。
このため、従来のような公共事業中心の経済対策と異なり、過去に例を見ない、広範な内容の補正予算となっている。

Q2 国の経済対策を受けて、長野県として事業化できる予算は、今後9月県議会に向けてどのくらい予定しているのか?また、国が議決した地域活性化・経済危機対策臨時交付金などを活用し、長野県の経済対策を実施するため、今後どのような手法で事業決定し、どのような分野に対処していかれるのか?
【答弁:知 事】
6月補正予算を編成するに当たっては、基金事業をはじめ 国の補正予算の具体的な内容がなかなか示されず苦慮したところであるが、限られた情報の中で、長野県新経済対策の目標とする事業規模700億円の7割程度の496億円を事業化することができた。
また、新経済対策に掲げる92項目のうち予算化が必要とされるのが74項目で、この7割に当たる52項目を予算措置している。
今後は、環境や医療・福祉対策等を推進するための基金の 積立及び活用事業、高等学校の教育設備の充実など国の補正予算に対応する事業をはじめ、県の新経済対策で今回予算 計上できなかった項目については、内容を十分吟味した上で、臨時交付金など国庫支出金を最大限に活用し、9月補正予算、さらには、ある程度の時間軸を視野に入れながら、この先においても事業化を進めていく。

Q3 国の補正予算には多くの基金が設置されているが、使い勝手の悪い制度が多く、「介護職員処遇改善等臨時特例基金事業」や「障害者自立支援対策臨時特例基金事業」 については、対象期間が3年間に限定されていることから、介護福祉職員給与の底上げにはならず、人材定着にはつながりにくいのではないか? 持続可能な処遇改善につなげるため、県としてどのような対応を行うのか? また、これらの制度について国に対して改善を求める必要があると考えるがいかがか?
【答弁:知事】
この介護職員のための処遇改善事業は、都道府県に基金を造成しまして福祉・介護職員の処遇改善に取り組む事業者に、平成23年度までの間、資金を交付することとしている。期間限定の交付金というのは、恒久的な賃金改善を行うという目的に、どれだけ繋がるかという議論があることは良く理解しております。
しかし、現実問題として介護職員等の賃金は他職種に比較して低い水準にあります。これが福祉職場の人材の確保定着のための施策の一連の流れの中で、大変難しい状況をつくっている。そういう意味では、この事業を県の新経済対策に位置付けまして、関連予算案をこの定例会に提案したところである。
質問のとおり、3年で切れてしまっては非常に問題がある。今後、事業者に対し、この事業の趣旨などについて十分に理解を求め、適正な運用をお願いして参るのは当然でありまして、国に対しては、社会保障における給付と負担のあり方に関する本質的な議論をやってもらいながら、適切な財政措置のもとで職員の処遇改善に繋がる安定的な制度が確立されるよう、注文して参りたいと考えている。


2 警察署再編計画について
 長野県警察の組織再編整備計画(案)に示されている警察署の統合内容によると、丸子署は上田署に統合して、旧丸子署には大型交番と上小地域警察機動センターを設置する。南佐久署と望月署は佐久署に統合し、旧南佐久署には大型交番と佐久署自動車警ら班と佐久地域警察機動センターを設置する。旧望月署には大型交番を設置し、東信運転免許サブセンターの設置を検討するとなっている。
 このような統合をすることによって、今ある警察署の警察力が維持できるのかどうかいささか疑問である。
そこで順次 県警本部長に伺いたい。

Q1 上田署171人と丸子署39人と望月署旧北御牧村分2人合わせて212人体制が統合上田署約200人となり、12人の減員となります。佐久署110人と南佐久署52人と望月署33人を合わせて、現状195人体制が統合された新佐久署は約180人となり、15人の減員となります。県警の説明では、それぞれの管理職等が必要なくなるとのことでした。
確かに組織的には管理職は減員されるでしょう。
現在の丸子署・南佐久署・望月署の署長以下管理職はその担当範囲の地域のことだけについて、主体的に判断をしていればよかったものが、統合されば、広い範囲の地域の一部分としての判断になり、現在の担当範囲の地域の判断として完結することは難しくなると考える。即ち旧所轄地域としての警察力は低下することになると思うがいかがか?

Q2 仮に警察署が統合された場合、上田警察署は警察官171人から約200人体制になるが丸子分庁舎は、警察官何人体制を考えているのか?
 佐久署は警察官110人から約180人体制になるとのことだが、南佐久分庁舎・望月分庁舎は、警察官何人体制を考えているのか?
さらに、各分庁舎に設置される大型交番は、原則7人以上の警官で活動するとあるが、当然交番は24時間体制で活動することになるが、それぞれの分庁舎での交番1勤務あたりの警察官は、何人位を考えているのか?
 また、仮に統合されれば、当然新上田署や新佐久署の体制も増員になると思うが、増設等新たな施設整備が必要にはならないのか?

Q3 県民要望の強い地域のパトロールは、自動車警ら班が行うと思うが、各分庁舎に自動車警ら班を置いたほうが時間的にも距離的にも効率が良いと考えるが、何故各分庁舎に置かないのか?

Q4 次に、事案が発生したとき、初動活動は身近にいる警察官が行うとしても、交通事故など専門事案処理や捜査は、本署から駆けつけなければならないと考えるが、上田署から美ヶ原の麓まで、佐久署から千曲川の源流である川上村の金峰山の麓や蓼科山や白樺湖まで駆けつけなければならず、今までより時間は遙かにかかり、まさしくそれは地域の警察力の低下であると思いうが、どのような対策をしてゆかれるのか?

Q5 次に、軽井沢署は、年間800万人もの観光客が訪れる特殊な事情があるため、現在の組織で継続していくとのことだが、望月署管内の白樺湖高原や蓼科高原には年間190万人に近い観光客が訪れている。特に冬期間は交通事故が多く人身事故も発生しているが、佐久署からは45キロも離れている。それらは特殊事情にはならないのか?

Q6 次に、道路使用許可申請や猟銃所持の更新手続き等住民サイドから見た利便性について、今まで近くの警察署に行けばよかったものが遠くの警察署に行かなければ手続きが出来なくなるのか? 今までの利便性が確保できるのか?

Q7 次に、ボランティアで防犯活動や交通安全活動を支えてくれている、地域の防犯協会や交通安全協会との連携はどのようにいてゆくのか?

Q8 次に、望月分庁舎には、東信運転免許サブセンターの設置を検討するとなっている。現在利用者は、長野市の篠ノ井の免許センターまで出向かなければならない。望月署は東信地域のほぼ中ほどにあり、東信地域の皆さんの利便性が向上することであり、地域の皆さんの意見を聞いていると要望も多く評価できますが、このサブセンターはどの程度の規模と内容を考えているのか?

Q9 次に6月12日で締め切った、県民からのパブリックコメントには、どのような要望がどの程度寄せられたのか? 具体的に県警本部長に伺いたい?

Q10 そして、知事に、今後出される長野県警察の組織再編整備計画において、財政措置を講じる必要がある場合もあると考えるが、知事の所見を伺いたい?

【答弁:県警本部長】
  このたびの警察署の再編は、市町村の区域と警察署の管轄区域の不整合を解消して地域住民の協働を円滑に進めるとともに、パトロール等の街頭活動や夜間・休日における事件事故への対応能力を強化するためのものである。
再編により、新たな上田警察署及び咲く警察署は大規模警察署となり、現在の丸子、望月及び南佐久警察署の管内については、再編後は各種警察活動を行うのに現在の数倍の警察官を投入することが可能となり、管理職は少なくなるが、警察力は強化されることとなる。
また、丸子、望月及び南佐久の各警察署の交番・駐在所はそのままの配置とした上、各分庁舎には大型交番のほか自動車警ら班や警察本部執行隊を配置して相当数の警察官を置く、こうしたこともパトロールや初動警察活動の強化につながる。
以上により、丸子、望月及び南佐久の住民の方々には、従来よりも安全・安心を感じていただけると考えている。

 次に、各分庁舎には大型交番と交番相談員を配置するほか、丸子、南佐久分庁舎には警察本部執行隊を配置し、また、望月分庁舎には東信地域における運転免許証の即日交付のためのサブセンターの配置を検討することとしている。
その結果、各分庁舎に配置される人員は、現在の各警察署における管理部門を除いた実働警察官数とほぼ同程度になると考えている。また、各分庁舎に配置する大型交番の勤務員数については、交番所長を含め7人以上を考えている。
仮に、7人の体制であれば、昼間は4ないし5人、夜間は2人の体制となる。
 警察署の統合に伴う施設整備については、分庁舎も含め既存の警察署庁舎を
有効に活用し、当面上田署、佐久署の増設については考えていない。

 次に、事件事故の発生時には、警察署及び交番・駐在所の勤務員並びにパトカーが無線指令を受け、連携して対応しているが、このたびの再編案では、警察署の大規模化、大型交番の設置、そして自動車警ら班の増強を行い現場執行力の強化を図ることとしている。この結果、より多くのパトカーが管内を24時間巡回し、パトロールが強化されること、駐在所の不在状態が解消されること、及び、事件事故が発生した際に捜査員の大量投入が可能となることから、昼夜を分かたず従来よりも現場への到着が早くなり、捜査活動を迅速に開始することができる。

 次に、軽井沢警察署については、年間を通じて県内でも最も多い約790万人の観光客が管内を訪れているほか、夏季の人口や事件事故の発生件数など様々な実態を踏まえ、特殊事情があると判断したものであり、望月署管内については、事件事故の発生件数から見て再編案によることが警察力の強化につながると判断した。なお、白樺高原においては、夏季に臨時警備は派出所を設置するなどの対応をしているところであり、引き続きその対応に万全を期す。

 次に、各分庁舎では、これまでと同様に運転免許証の更新等を行うほか、交通規制を伴わない簡易な道路使用許可及び制限外積載許可等の申請を取り扱っていく。また、銃砲所持の更新手続きについては、最近の厳しい銃器犯罪情勢を踏まえ警察署において行うが、銃砲の一斉検査や各種講習については各地域で行うよう配慮する。

 次に、警察署の統合後も、防犯や交通安全関係ボランティア団体の方々とは、従来どうり緊密に連携し、犯罪や交通事故の抑止に取り組んでいく。

 次に、運転免許サブセンターの設置については、東信地域の皆様の利便性を図るため、運転免許を保有している方々が免許証の即日交付を受けることができるような規模・内容とする必要があると考えているが、今後詳細を検討する。

 次に、再編案に対するパブリックコメントを実施したところ、210件の意見をいただいた。
それによると、組織再編により自治体との活動を効率化することは理解できる。再編はパトロールの強化や事件事故対応の迅速化のために必要と考えるといった、再編案に理解を示す意見が寄せられている一方、警察署が大きくなると細かいサービスができなくなると不安を感じることなどから、警察署は存続してほしい。警察署がなくなることによりパトロール、事件事故対応などが手薄になることが心配である。など、更なる検討を要望する意見も寄せられている。また、再編にあたり、各分庁舎には治安の確保に必要な人員を配置してほしい。東信地域への運転免許サブセンターの設置を望む。各分庁舎では運転免許の更新等の許認可事務を続けてほしいなどの意見も寄せられている。
これらの意見・要望を踏まえてさらに検討を重ねより良い再編計画にしてゆく。

【答弁:知事】
 警察の組織再編に対する財政措置についての私の決意ということでありますが、今回の警察組織の再編は、将来を見据え、限られた人員や体制を最大限に活用して、社会情勢や治安情勢に的確に対応した警察活動を遂行していくためにどうしてもやむを得ない必要な見直しであると認識しています。
こうした見直しについてはある程度の経費がかかることは当然でありますが、必要最小限の準備経費を基本に、見直しの趣旨に沿って必要性や内容を吟味し、組織再編整備が円滑に実施できるよう、適切にまた適時に対応していきたいと考えている。


【寺 島:2回目質問】
 県警察では、「長野県警察組織のあり方を考える懇話会」から提出された意見書を基本的な指針として、今回の「長野県警察の組織再編整備計画(案)が公表され、各地域で説明会が開催され、パブリックコメントの募集もされてきた。
それらを受けて、これから警察の組織再編整備計画の成案作成に向けて検討されることと思うが、「現状ある地域の警察力は低下させない」という上に立って検討をしてゆくと理解していてよいのか?
 また、「当該市町村や地域住民の意見を十分聞いて、理解を得た上で、警察の組織再編整備を進めてゆくという理解」でよいのか?
【答弁:県警本部長】
 この度の再編により、各種警察活動に現在の数倍の警察官を動員することができること、パトロール活動及び初動警察活動が強化されること、関係団体とより円滑に連携することができることなどから、関係地域の警察力は現在より強化されると考えるし、そのとうり強化を図る。
 今後とも、関係地域の皆様の意見・要望を紳士に受け止め、より多くの理解をいただきながら、これまで以上に安全・安心を実感していただけるような計画としてゆく。

【寺 島】
 私は、行政改革に水を差すものではない。
しかし、地域の治安を守るという重要な課題なので、現状より地域の警察力
が低下すると思われるような警察署統合は認めるわけにはいかない。
現状の警察署の存続を強く望むものである。

私たちの地域は、蓼科山の水の恩恵を受けて「川西地域」として歴史を刻み発
展をしてきた。
 「警消一体・川西安泰」が「合言葉」でありました。つまり望月警察署と川西
消防署と地域消防が一体となって連携をして、地域住民の生命財産を守ってく
れれば、川西地域は安泰であるということである。

 従って、人口集中地域や、行政区分に配慮するあまり、中山間地域が警察
過疎地となってしまうことは容認するわけにはいかない。
 警察署の存続も含め、地域の警察力が低下しないようにしていただくことを強く切望する。

議会 代表質問 [March 2009.03.31]

21年度予算議会にて、改革・緑新県議団の代表質問をしました。
質 問 要 旨です

1 財政運営について
(1) 戦後最大の経済危機に直面している状況下で、需要創出のための公共投資の拡大についてどのように考えておられるか。
また、そのような観点から平成21年度予算の長野県の公共投資の水準についてどのように考えておられるか。 (村井知事)
(2) 税収減が続く現下の財政状況を考えると、直轄事業負担金の負担は大変厳しいものがあると考えるが、直轄事業負担金についてどのように考えておられるか。 (村井知事)
(3) 北陸新幹線工事における負担金の増額について、知事は会見で「合理的な理由があれば負担する。」と受け止められる発言があったと聞いているが、具体的にどのような理由があれば納得されるのか。 (村井知事)
(4) 今後も、中期総合計画に沿って戦略的に施策を実行できる持続可能な行財政基盤を構築するため、引き続き、歳入の確保と歳出の削減に取り組んでいくとされているが、もう見直すべき事業も見当たらないという声もお聞きする状況で、今後も毎年度歳出削減を行っていくことは可能か。 (浦野総務部長)
(5) 安定した財源確保を含め、地方財政制度の一層の充実を国に求めていく必要があると考えるがいかがか。 (村井知事)

2 新たな雇用対策について
(1) 国では地域雇用創出推進費の創設を盛り込んだ地方交付税法等改正案を国会に提出しているが、地域雇用創出推進費の長野県への配分見通しや効果的な使途をどのように考えているか。 (村井知事)
(2) 産業構造を変えていかなければならない中で、福祉現場の雇用環境をきちんと整え、マンパワーを移動させていくという政策が、これからの地域の力を高めることにつながると思う。ついては、県の政策としてしっかりと位置付け、将来に夢を持てるように積極的な対応をすることが重要と考えるがいかがか。   (村井知事)
(3) 「長野県版・緑のニューディール政策」により、県内の産業構造転換を誘導し、新たな雇用創出を図ることは、県内経済を上昇させるためにはよい考えだと考えるがいかがか。 (村井知事)
(4) 「勤労者生活資金緊急融資制度」が本当に困っている人の救済に結びつかず、逆に基準が厳しすぎると言われかねないことから、速やかに改善策を講じる必要があると考えるがいかがか。 (荒井商工労働部長)

3 商工団体に対する支援の強化について
(1) 窓口相談、経営改善指導など、商工団体が指導力を発揮しなければならない大切なときである。今こそ商工団体をしっかりと支援する必要があると考えるがいかがか。
(荒井商工労働部長)

4 県立病院の独立行政法人化について
(1) 地方公営企業法の全部適用という経営形態には何らかの限界があると考えられるのか。これから経営形態の変更に取り組むに当たり、その状況も踏まえた上で判断すべきと考えるので、具体的に伺いたい。  (勝山病院事業局長)
(2) 現在、全部適用の自治体病院から、地方独立行政法人に移行したり、移行しようと予定している病院の現況はどのようになっているか。また、これらの病院はなぜ全部適用から地方独立行政法人に移行するという選択をしたと分析しているのか。  (勝山病院事業局長)
(3) 県立病院の地方独立行政法人化を県内医療の向上にどのようにつなげていこうと考えているのか。 (村井知事)

5 議案に対する附帯決議について
(1) 以下の県条例案の議決に当たり、附帯決議がなされたが、この二つの条例の施行に当たり、附帯決議の内容について、今日までどのような対応をしてきたか。また、今後どのような取り組みをしていくつもりか。
・「森林づくり県民税条例案」について  (轟林務部長)
・「廃棄物の適正な処理の確保に関する条例案」について (白井環境部長)
 
6 中期総合計画について
(1) 急激な景気後退により、県内経済はかってないほどの厳しい状況になっている。このような厳しい環境の下、中期総合計画の実現に向けた見通しと決意を伺いたい。  (村井知事)

7 行政改革について
(1) 昨年から今年にかけての本庁、現地機関の再編で、県組織の見直しは終了と考えているのか。それとも、今後の社会経済情勢の変化に対応して、不断に見直しを進めていく考えがあるか。基本的な今後の方向性について伺いたい。(村井知事)

8 少子化対策について
(1) 少子化の進行が社会システム全体に重大な影響を及ぼすことは論を待たないところである。これまで、行政として様々な施策に取り組んでこられたが、少子化になかなか歯止めがかからない状況となっている。行政の力だけでは解決できることではないと承知しているが、少子化対策にどのように取り組んでいかれるのか、所見を伺いたい。  (村井知事)

9 観光振興について
(1) 現在の厳しい経済情勢の中でも「観光立県長野」再興計画の目標達成が可能と考えているか。また、そのためには今後どういった観光振興策を展開していくのか。 (久保田観光部長)

10 農業振興について
(1) 厳しい経済情勢下において、県内すべての農家に農業経営を継続する勇気を持ち続けていただくために、平成21年度のマーケティング政策の推進に当たっては、ブランド化戦略をさらに強化することに加え、一般野菜・果実などの農畜産物についても、その時々の需給や価格状況に即応して機動的な販売促進戦略を展開していくことをすべての農家が強く望んでいると考えるが、対応姿勢を伺いたい。(村井知事)
(2) 石破農水大臣の発言は、飼料用米や米粉用米などの新規需要米対策を強化して、需要バランスの回復に重点的に取り組む姿勢を示しつつ、これら平成21年産の米の水田フル活用政策の、各都道府県における取り組み成果を、平成22年以降の米政策の台座にすることを暗に示唆しているとも受け取れる。このような情勢を踏まえた平成21年産の米の生産調整の推進に当たって、県の方針を伺いたい。(白石農政部長)
(3) 生産者の間では、これまでのわい化栽培に比べて、作業性や収益性が遥かに高い「新わい化栽培」への関心と期待が高まっている。生産者の関心の高さを踏まえれば、この「新わい化栽培」をどのように戦略的に推進しようとしているのか伺いたい (白石農政部長)

11 県警察署の再編配置について
(1) 市町村行政や地域の関係団体との連携が大切である一方、県下全体としての警察力の向上につながるような警察署の配置に配慮する必要があると考えるがいかがか。
(小谷警察本部長)

12 教育問題について
(1) 長野県教育のあるべき姿について、今回の教育振興基本計画が特に重点として考えていることは何か。 (矢﨑教育委員会委員長)
(2) 高校や特別支援学校の改革再編と、教育振興基本計画との関係はどのように考えているか。   (山口教育長)
(3) 学校再編は、再編して終わりということではなく、県教育委員会として今後とも積極的に地域との連携や協力関係の構築を恒常的に図るよう対応していくべきと考えるがいかがか  (矢﨑教育委員会委員長)

13 これからの長野県づくりについて
(1) 「コモンズからはじまる、信州ルネッサンス革命」とサブタイトルのつけられた「未来への提言」にきっぱりと区切りをつけ、どのような長野県をこれからめざしていくのか、全ての県民に良くわかるような長期ビジョンを示していくことが必要と考えるがいかがか。  (村井知事)

春近し [February 2009.02.15]


 ここ数日は春のような暖かい日が続いた。
まだまだ寒い日はあるだろうが、春は近そうだ。
昨年父が他界し喪中だったが、節分も過ぎ喪も明けただろう。
いまだ複雑な思いはあるが、元気を出してやって行こう。

 今日は町の綱引き大会があった。
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 若いみんなから元気をもらった気がした。

 お知らせがあります
  2月25日(水曜日)、午後1時30分ごろから、議会本会議において、改革・緑新県議団の代表質問をします。時間のあられる方は、聞きに来てください。

夕日に感謝 [December 2008.12.31]

平成21年12月31日、大晦日の沈む夕日に感謝をした。
一年間有難うございました。

暮れに来て、地域社会は未曾有の雇用悪化に陥り、先行きが全くわからない。
先行き不安は大きくなるばかりだ。
政治に課せられた大きな役割は、働く意欲のある人がいたら、すべての人が働くことができる社会を創るということである。そのためには私たちは、あらゆる努力をしなければならない。

県政においては、1月13日に臨時県議会を開いて、緊急経済対策予算を審議することになろう。国においても、政争をしているときではない。速やかな景気雇用対策をしてもらいたい。

今年は我が家でも、父の他界という大きな「変」があった。私にとってはまさに大きな変化である。いまだに父が亡くなった気はしない。

来年こそはとーーーー大晦日の沈む夕日に祈りを込めた

北朝鮮拉致被害者家族 [December 2008.12.06]

 上田市の湯本清弁護士が代表を務める 「けやきの会」の主催による
「北朝鮮拉致被害者支援の会」が開催された。

 1978年に拉致された、田口八重子さんのご子息飯塚耕一郎さんと、増元るみ子さんの弟の増元照明さんが来られ、拉致された家族の悲痛な思いと、現状について講演があった。
 
 帰国した拉致被害者の話によれば、 1977年に13歳で拉致された横田めぐみさんは、北朝鮮に連れてゆかれる船の中で、爪を立てて壁を掻き毟りながら泣き叫んでいたという。
 善良な家族のそれぞれの人生を滅茶苦茶にされ、30年間も苦しめられ、国家に放置されてきた拉致被害者の家族の心の痛手は、私たちには計り知れないものがあると、つくづく感じた。
 私たちが持つパスポートには、「この者は、日本国民であるから、何かの折には最大限の配慮をして欲しい」というようなことが書かれている。国家が国民を守るという明確な意思表示であり、それが独立国家というものである。テロ行為で国家の主権を犯されていて政府が断固たる対応が取れないのは、国民を守ることが出来ないのは、日本政府にしっかりとした覚悟がないからだ。国民を守るための信念と覚悟が政府にないからだ。
 拉致被害者が一日も早く帰国できるように日本政府は、最大限の対応を速やかに行うべきである。
 
 今日は大変良い会にお誘いいただき、湯本先生には感謝します。

中仙道ウオーキングと収穫祭 [November 2008.11.16]

 昨日は、商工会主催による、県外からお出でいただいた皆様とともに、中仙道の笠取から茂田井の間の宿、大沢酒造まで歩くイベントがあった。
関係者がボランティアで、坊さんや侍やおかっぴきに扮し、皆さんと楽しく歩き、お昼は和宮様が将軍に嫁ぐとき芦田宿で泊まった折に食べた、和宮御膳を再現したお昼だったそうだ。私は日程の都合で、終点の大沢酒造に行き皆さんと楽しく過した。ちょうど木曽地方事務所長、依田教育事務所長をはじめボランティアでそば打ちをしてくれた人たちの、巧みの技のおそばをいただき、驚きとともにとても満足だった。 皆さんご苦労様でした。
 そして今日は、立科の農ん喜村では収穫祭があった。多くのお客さんで大変賑わいがあった。牛肉でも買おうと思ったいたが、既に売れ切れであった。たいした買い物をしなかったのに、福引でお米とおそばをもらった。 ラッキー みんな頑張っていた。皆さんご苦労様でした。

 こういう人たちの、地域への情熱とボランティア精神こそが、地域を元気にする源であるとつくづく思う。

 

父の死 [November 2008.11.06]

 6月23日、父:袈裟義(89歳)が死去した。
あれから5ヶ月にもなろうとしているのに、未だに亡くなった気がしないのは何故だろうか。
7月12日に葬儀・告別式・灰寄席法要をし、8月10日に七七忌法要をし、8月13日から16日まで新盆をし、慌ただしい暑い夏が終わったと思ったら、気が抜けたような日々を過し、今日まで来てしまった。仕事に追われていればと思っては見たものの、何かが変だ。
毎朝仏壇に向かってお線香を上げると、そこには父の写真がある。しかし亡くなった気はしない。
 私の父は、戦争から帰ってきて、傷痍軍人としての生活を余儀なくされた。
まだ20代の若さで、体が弱く自分の思うような仕事も出来ずに家業の農業を少し手伝うだけだった。それでも結婚して姉と私が生れたが、自分のしたいことは出来ず、おもはゆい人生であったと思う。
父は自分のやりたいことが出来なかった思いを、子供に期待したのかもしれない。だから私には厳しく、スパルタ教育的であった。
家の土地を売却して学費を出してくれた父だった。心配ばかりしていた父だった。子煩悩な父だった。ほんとうにやさしい父だった。そんな父に何も恩返しが出来なかった。

 元気を出してやらなければ、地域の皆さんに笑われるね。

 

 

佐久ばるーんフェスタ [May 2008.05.07]

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今年も3日から5日まで盛大に、佐久バルーンフェスタが開催された
県内外より25万人を超える多くの人が訪れた
子供たちは大喜びで、走りまわっていた

“気球よ みんなの夢をのせて 大空へ舞い上げれ”